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2012/10/08

演奏記録&レポート -Cosquin en Japon 2012-

毎年10月に行われる日本フォルクローレの祭典、Cosuquin en Japon 2012に参戦して参りました。

自分の行動記録および、コスキン審査会の様子をレポートしたいと思います。


◆10月6日(土)
会場へ車で移動。この日の出演は深夜0時前後の予定ということで、あぶくま洞と入水鍾乳洞に行ってから会場へ。
本来は入水鍾乳洞だけ行くつもりが、予想以上にスムーズに着いてしまったのであぶくま洞へ寄り道することに。
意図せず鍾乳洞巡りツアーと相成りました。

二つの鍾乳洞は全く性質の違う鍾乳洞で、あぶくま洞は観光用に整備された鍾乳洞で、
入水鍾乳洞は本格的な探索コースになっていました。

入水鍾乳洞は事前情報なしに軽装で挑んだため、色々後悔するところがあったので
次回はちゃんと準備を整えて挑みたいと思います。

さて、この日はM.I.Bで出演しました。
コミックバンド的なコンセプトで、1曲目は原曲ライクにフリーダムに騒ぎまくり、
2曲目は一転ガチに決めに行きました。

個人的にはかなり手応えのある演奏になったのではないかと思います。

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◆10月7日(日)
2日目は朝から会場へ。鍾乳洞探索の影響か全身筋肉痛。

午前中は会場に出店されているお店を巡ったりして、のんびりと過ごす。
午後からは本日メインとなるバンドの練習など。

途中自分の出身高校のOBで集まって出演しました。
事前練習ほとんどなし、かつスケジュールが巻いていたこともあって、
メンバーの1人の会場到着が出演ぎりぎり→即本番という、ほとんどぶっつけ本番という状態での出演となってしまいました。

結果は目に見えていた通りでした。。。

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夕方にはコスキン審査会を観戦。

審査会1番手の鈴木龍氏のパフォーマンスはやはり難解であったなと思いました。
1曲目は、足下のギミックがマイクにうまく拾われていなかったこともあり、
そこが生きていたら面白い音楽になっていたのかなと思います。

2曲目はもの凄く単調な旋律から発展してく手法はとても面白く感じました。

2番手はTAKUYA&YOSHIO。
トータルとしてはロックっぽさを全面に出した音楽だったように思います。
1曲目は彼ららしいアレンジでしたが心持ち物足りなく、守りに入っているような印象。

2曲目は歌のバックでケーナがかすれ音から徐々にオーバーテイクして行く箇所が絶頂で、
久々に鳥肌が立つほど感動しました。

3番手はアルパの高橋咲子さん。
真正面からぶつかって行く正統派の音楽でした。
タッチが非常に柔らかく、聞いていてとても心地の良い音楽でしたが、
その分細かなミスが目立ってしまった印象を受けました。

今回の審査会で日本代表に選出されたのは、TAKUYA&YOSHIOでした。
本当におめでとうございます。

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審査会発表が終わった後はLos Aspirantesで出演。
Tarqueadaのステージ運びはどうだったのだろうかと思うので、後で録画を見て反省をしたいところ。

Tobaでは音楽隊の並び方を勘違いしていたこともあり、
使用するマイクの数が少なくなってしまった状況を発生させてしまったのが個人的な反省箇所。

ダンスのステージングは良かったのではないかなと思いました。
個人的な反省点は、決め所でしっかり決めきれていないところ。
改善するよう精進します。。。

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◆雑感
今回のステージ進行は20〜30分くらい巻いていることが多く、とてもスムーズに進行していたように思います。

ステージ脇ではマイクのスタッフと音響スタッフの間でのコミュニケーションを強化していたようで、
出演者の希望を伝えることができたのは非常に良い試みであったと思います。

また、客席前方に台を設営し、そこにモニタースピーカーやダンス用のマイクが設置されていて、こちらも非常に良い試みだと感じました。(以前からだったらすいません。。。)

モニターが舞台から一段下がった台に配置された分、客席から舞台が見やすくなったなと同時に、踊るためのスペースが広くなったなと思いました。今回はダンスでの出演が多くそのための配慮かなと思いましたが、ステージや出演者が見やすくなる試みはとても良いのではないかと思います。

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今回のコスキンはとても楽しいイベントでした。
自分の身の回りの環境が以前と変わったというのもありますが、
一つの共通の音楽という枠組みのなかで、いろいろな方々と再会し、
出会う機会があるというのはとても良いことだなと感じました。

最後に、震災の影響でまだまだ大変な状況にもかかわらず、
コスキンの開催・運営に携わったスタッフの皆様、川俣町の皆様に感謝いたしたいと思います。

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