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2011/09/17

9月前半のイベント記録

9月に入ってもまだまだ暑いですね。

ブログの記事の更新状況は、格段に遅くなっていますが、自分が行ったイベントや演奏した記録などはちゃんと書いていきたいと思います。

2011/09/02

CD感想-Dos Fuerzas,Un Solo Futuro-

今回の更新ではフォルクローレ音楽ではないですが、同人系サークル「ジャージと愉快な仲間たち」が制作したCDの感想を書いていこうと思います。

このCDは「東方Project」というゲームの音楽をフォルクローレで使われる楽器とリズムを用いてアレンジするというコンセプトの元制作された同人系CDです。

ちなみにこれは2作目とのこと。前作の感想を書いたような気もしなくもないのですが、過去の記事を漁っても見つかりませんでした。そちらの感想はこちらが参考になるかと思います。

なお、私は原作ゲームを一切知らないで感想を書いていますので、ご了承ください。

前回のCDと比べると、音量や各楽器のバランスなどが大幅に改善されていて、全体的に完成度が上がっているように感じました。それに加え、アレンジのレベルも上がっており、フォルクローレ音楽の特徴をよく捉えているなと感じました。

それでも所々詰めが甘い箇所も見受けられるので、もっと計画的に時間をかけて作り上げていけば、全体のクオリティもより良くなるのではないかと思います。

1曲目のアレンジはフォルクローレの曲と言われればそう思うほどの構成で、日本人受けするであろうテイストに仕上がっているように感じました。完成度はかなり高いです。

3曲目ではシークのメロディにアクセント的に半音階を入れるなど芸の細かさを感じました。
4曲目はもう少し低音域の音が欲しいなと感じた。他の曲に比べるとやや薄い印象。

ボーナストラック2曲はケーナ+オーボエ+ギターという編成。音質が非常にマッチしており、聞いていて心地がいいのですが、楽器の音域が近いこともあり、ある領域では互いに喰いあっているような感じの印象もありました。

次は、CaporalやTquirariなどまだまだ登場していないリズムでのアレンジが聞ければいいなぁと思う次第です。